2009年9月8日火曜日

中国料理 美齢(めいりん)


西陣織会館南の筋入り、 黒門の路地上がったとこにある 美齢さんです。

ひとりだったら 前菜盛り合わせと焼酎で プチ昇天できますよ!

蒸し鶏の味わいは、ソース抜きでも 恍惚濃厚。


幼少の頃 だる満の隣は、ルレ オカザキ という伝統的なフレンチメゾンだったのですが、
その時の、鶏の旨味って これか… !な鶏味を思い出しました。 久々。

全部美味しいですが、海老のお酒のお漬け物(...とは言わないね)、強い味だけどまろやかでらかで、 (これって日本の焼酎漬けですか?って訪ねたら 紹興酒でした。) 京男はこれにて満足、終了、、 もありです。

季節野菜と海鮮(ホタテ、エビ、あとなんだっけ…をチョイスできる)は、
一口目 食べたセロリで ノックアウト…! おいし!!

その丁寧な下味と全体とのハーモニー、、 たまりません。

石焼き麻婆豆腐も 花山椒や豆豉のパンチではなく、
ふかいダシの味わいで 眩惑的。

そこに カニとレタスのチャーハンは、

まるでバターライスを想わせる カニと玉子のふわふわ作品で、 レタスのリズム感が加わって とまりません。

ついでに 白ねぎと焼豚の汁そばも ウットリです。 ラーメン屋での喜びは ウットリとはまた違うので なんとなく分かっていただけるでしょうか。

熟成ハムかと思ったその甘味ある焼豚も 自家製です。

繊細で奥深いホテル中華の唸りを 路地裏で しかも一品1000円までで食べれる 京都の密かな愉しみですね。

ごちそうさまです。