2010年3月31日水曜日

花ひらく薫り?



予想では 今頃満開で、
なんていいながら、

予想は予想で真剣でしょう。

観る方も、 実はアテにするのは、
各方面のリアルタイム情報と、
勘。

ここのところの寒さで、
足踏みの京都、岡崎の桜。


人はそこそこで。

近年は、 咲いたら、
わあっと人が来る。

「花ひらくとき、蝶来たる」
より、あざといでしょうが、

みんな 情報アテにしながら本音がある。
そういうところに居直れば、
文句はなさそうですね。笑

縁を楽しみましょう。



一昨日の 雪の朝は

それはそれで、綺麗でした。

2010年3月30日火曜日

朝そば

客観的に味見をする。

仕事はライフワークといえど、
やはりちょっとしたモードの違いはある。

仕込みのあと、店ではなく、
自分の部屋で、そばをつくってたべる。

作り手や提供者としてのモードを極力外し、
また 場が変わると全く感じ方も変わる。

美味しいしめじをのせて。

何故か部屋の方が、
素の味に集中して楽しめる。

店はもっとおおらか、

場にも役割というか、
ベクトルがあるもんね。


食欲づいて、牡蠣やもち豚いれて
チゲ風味の煮込みうどんまで食べてしまったよ、、


2010年3月29日月曜日

花びえー


寒いですねえ。

今朝、京都盆地の北の山は、
雪化粧でした。

そんな訳で、
桜もずっと足踏み状態。

並びのしだれ桜も

7分咲きのままフリーズ状態。

疎水沿いの咲きかけのも、
小さく寒そう。

この調子だと、
4月は楽しめそうですね。


PS

さっぶさっぶいです。

雪ががんがん降ってきて、

明日の朝は 氷点下らしいです。

桜シャーベットです。

でも、ゆきのヤマと桜と月が

綺麗でした、




メリー&ハリー

一皿毎に、それなりに美味しいけど、
バイキング全体を食べると
何か個性が薄くなってきて物足りない。
すぐ飽きられるな、

と、先代がしっとりと不満を漏らす役割。

ごもっとも。


個性の集合の調和バランスに向けて、
また一皿毎に際立たせていく。

集約、安定、また拡散を繰り返ししながら
いろんな事の包括バランスを変化しながら
在る。

こんな運動法則の繰り返しはありますね。

おばんざい、母の味は、
変わらぬ愛の優しさの中にあって、
毎瞬、その喜びの側面を味わっていく。

たまにわがままな息子や旦那からの注文が入る。

息子的存在、
若き新人男性スタッフの、
ニコや純平君の味覚や、
料理に向き合う姿勢に
マンネリ万歳なおばちゃん達も刺激を受ける。

薄味のそのままなあつあつの大根の旨さに、
鶏の旨味を余さない塩のあたりの効いた、
葱としょうがの鶏団子。
そしてスープ。

一鉢の中でのメリハリも、
再び効いてきたかな。

毎朝欠かさず食べますが、
これは気に入っています。

2010年3月28日日曜日

時をかける少女

いったい何年ぶりかなあ、

おばさんに久しぶりに会った。

「うわぁ、おばさん久しぶり!
いくつなったの?」

「、103やん、
おきちゃんあんたぁ、 きつー太ったんやなぁ、
子供何人え?」

「いや、、〇△§◎○●▼※→」
「あぁ、わかってる。」


103歳の超元気なおばさんは、
実は僕の親父とお袋の
仲人をしてくださった人です。


ただ、なんとなく親父やお袋より、
僕にとってはフレンドリーな感じがして、で、

かつ同時に尊厳を感じる人。

僕のおばあちゃんの大親友だった。

びっくりするくらい沢山食べてたし、

親父による、食後の容赦ない濃いめのコーヒーも
アイスクリームもペロリだった。
歩くのもめっちゃ早くて、
サーっと帰っちゃった。

おばさん、元気もらっちゃいましたよ。

おばさん、ありがとうございます。



2010年3月27日土曜日

庭好き

みなさん庭が好きですなあ、 、



京都人ですなあ。

いろいろ咲いてました。

2010年3月23日火曜日

あんこ

カスタードのアイスクリームに、
「あんこのせて」のオーダー。

持って行った瞬間に、
ムフーっっ、、

お好きなんですねぇ、

僕は小さい頃から
あんこはちょっと苦手です。

たい焼きは、 あんこちょっとが好き派でした。
多分少数派ですか。

大人になったら好きになるかもと思ってましたが、
違いました。

2010年3月18日木曜日

親と子

だる満では、 家族連れもさることながら、

お母さんと子供、
あるいは
お父さんと子供、
というシーンが多いです。

こんな時は、
家族で両親が一緒の時より、
お互い親と子という
立場的な振る舞い以上に

友達感覚を強く感じる事がよくあります。

一対一で気を許せる関係はいいですね。

いっぱい甘えて 愛情に満たされて
そんな記憶と互恵感情と
共に育って行くっていいですね。

41時間後

 
例の店の並びの、
さくらちゃん
前日記から 41時間後。

一年365日
8760時間中、
表面的には、
最も目に見えて動きのある時なんですね。

こないだの チリ大地震で、
地球の自転速度が ほんの僅か
速まったとか、
ほんのわすが 地軸がズレた、
とかいわれていますが、

地球はホントに安定した運動をしてくれていますね。
今はそうなんでしょうね。

見えない変化の奥に、

でもみんなが感じている変化は
今、結構 動きがあるんでしょうね。

今までで一番愉しい感じに集約されて来てる気がします。
まだまだ寝ぼけてる感じだけど。
お客さんも なんか愉しそう、
なのは、
今までの愉しさに気づいたんじゃないか、
って気がしたりします。


疎水沿いは。こんなです。


2010年3月16日火曜日

時間毎に




昨日と全然違うと思った
店のまえのさくら
膨らみつつ


店の並びの 元平安荘の
名物しだれ桜は
朝、色を感じると見上げてたら、

岡崎で一番の気の早いさくらちゃん発見

さっき見に行ったら、
もうあと2つ 3つ 咲きかけてました。

どんな気分なんでしょうかねえ。

あっつー! って花びら開かせてたりして。

んなことはないか、。 かわい。



2010年3月15日月曜日

シーン


老、若、静、動、浅、深、

シーンが目まぐるしく変わり、
いろんなふれあいがありますねぇ、

でも中心にあるのは、
変わらずちょっとした


「こんにちは! ハロー! 」

てな感じでしょうか。


外の小さなテーブルでは

妙にイケメンなイギリスのおじさんが

「あそこでカプチーノ、いい?」
と覗いてくれ、

中のおじいさんは、

「二人合わせて180歳やねん」

お二人とも キッチュな90歳で、
「村にはもう僕らだけや。
美術館の展覧会に作品ダシテルネン、」と

年間100枚、水墨画を書いてはるそうで、

しかも70過ぎてから始められたそうです。


愉しそうです。



スペイン兄ちゃん達はみんなレンタサイクルで。

みんな英語がほとんどしゃべれないのが
かえってオモシロイ。



お互いわからないスペイン語と日本語と、
単語だけの英語で、
とことんマイオーダーの調整をぶつけていきます。

一人はアレルギーが多く、
ニコにポークステーキを創ってもらい

食べてましたが、

気に入っちゃって、

「日本語でのオーダーでの説明を訳して書いて欲しい」

との嘆願に書いたものの、

そのメモを読みながら
どんな店でオーダーして、
断られたり、違う豚料理を勧められたり、

いろんな日本の旅が展開していくんかなぁ
なんて思いつつ、

どこまでも打てば響くラテンなみんなでした。

あの後ろの箸は、闘牛ポーズでしょうか、、


週末は、法事の世話も重なり、
少しふぅうー、となりましたが、
仕入れから帰ると、
店に 岐阜からのお客様から、
と置き手紙がありました。

美味しそうなおそばの絵ですね。

大切に部屋に置きます。

ほんとにありがとうございます。 ありがとう。




2010年3月12日金曜日

地球のおばんざい

昨日の ニコによるキャベツ料理が美味しくて、
しかも だる満のバイキングテーブルにも、
違和感なくちょっといいアクセントになるわぁ
と、みんなのリクエストにより、
早速登場しました。
京都と世界のおばんざい料理店です。 大袈裟ですね。

「ドイツ料理のキャベツと洋梨、 向日葵の種ね。 ポップ書いといてね」
と、若いスタッフ、成美ちゃんに頼んでおいたら、

おばちゃんスタッフ達から、
「あんた、 和え物て、 なんかおばあくさいなあ」
とイジラレてました。

彼女はおばあちゃん育ちなので、
いや、そのまんま京都らしくていいフィーリングだと思います。
中京区なら尚いいでしょう。

今日は演歌のコンサートがあって、
おばちゃん達がワンサカなので、
反応が楽しみです。

ついでに、

今やはり 大変美味しい

菜の花の胡麻和え。
春のほろ苦さが、 なんともです。

大根も美味しいいなあ。

2010年3月11日木曜日

郷土料理と誕生日にありがとう


今日はだる満のマスターこと
親父の73歳の誕生日でした。
まだまだ元気にやってくれてます。

いつもは僕が食事を創って
みんなでお祝いがパターンでしたが、


今日はスタッフのニコが、
ドイツの郷土料理を統べて手作りしてくれました。
ニコのお父さんとお母さんから教わった料理です。


赤ワインソースがいい香りです。
僕も肉料理が好きなので、
いつもスーパー〇〇のフィレのブロックは
あれは安いよね!とか、
いつも情報交換しています。

さすがに安くて美味しいものを食べたいので、
彼もかなり、あちこち知ってます。


今日のビーフは 赤身をローストして、
赤ワインソースと、
ドレッシングを創って
アスパラとねぎをのせたマリネ風の2種類。




鴨も用意してくれ、
洋梨を赤ワインとオレンジで煮込んだものを
鴨に重ねていただきます。
絶品でしたよ。



マッシュポテトに、

玉子入り手打ちパスタとザワークラウトを合わせたもの。
プリプリの食感です。


紫キャベツにひまわりの種を煎って。



さて、 みんなでいただきまーす、




うーむ、よく食べる。




食事に集中できる食事は幸せです。


全部ホントに美味しくて、
郷土料理の暖かみに包まれていました。

親父も嬉しそうで、よかったなあ。