クラフトワークとかテクノなBGMが合います。
あっ、バレました。
後ろでは、
「ひゃー、 立派なたけのこ」
と、喜びの北村さん。
「どうえーこれーっ」
今夜は遅くなりそう、、
福田さんとこに野菜を取りに行くと、
「こんにちわー」と、ほうれん草のお掃除中。
雨が多くて、色の赤い葉が多く、
外して、綺麗な束を作ってらっしゃるのですが、
これは大変な作業です。
しかし、 大切にされ、
こうしてまごころと手に触れて大事な
野菜です。
ありがたいです。
そして、
元気なはたけ菜と、
若くてイキのいい九条ねぎと。
てな訳で今日は鯛の煮付けを。
でも皿数が多くて、置けない。
てな事で、
僕が皿を持って、
「お魚好きですか? 鯛の煮付けですがどうですかあ?」
と客席を廻りました。
「おぉ、 これはビールがいるなぁ! 」
「やっと気づいていただけましたか。」と、 笑
変わったバイキングですが、
たまにはいいでしょう。
ただお客様は、メインに野菜を求めてる事が改めてわかりました。
本日の目玉商品のつもりでしたが、
後でテーブルにお客様が殺到することにはなりませんでしたね。
自分達の当たり前は、
尊いことなのだと、
みんなに再確認でした。
落ち着いた夕方はお店を任せて、
訪ねてくれた作曲家の人を連れて、
久々の大原、
閉門20分前に滑り込み。
新緑がまばゆーい。
してもらえそうなサービスに委ねたり。
ただサービス症候群の人は、
゛あるべき"サービスを受けれないと、
かなり、障りある状態になります。
気の毒ですが、ホテルなんかでもたまに見る光景です。
サービスにSMプレイを求めてるって、自覚があるくらいならば、
もうちょっと上品です。
人としての、爽やかな
デリカシーある関係の きっかけになれば、
サービスは素敵ですね。
そういう事では、
だる満では、 もったいないくらいだとおもいます。、
サービスは、相対的な立場を強く経験することから、
絶対的な軽やかなふれあい感を楽しむきっかけに、
移行してると おもいます。
御飯は水も空気もとびきりな郷、
東広島の志和、
岡本さんのつくる、
流行りのブランド米のミルキィーさとは一線を画す、
素朴なお米の粒立ちの美味しさ溢れるもの。
「御飯が美味しい!」とお客様にも大評判で、
その度に、お客様にも岡本さん自慢。
実は一昨日も電話で、
「岡本さんが店で僕の横にいて欲しいくらいだよ」と、
話をしていたところ。
「そおねぇ、ははっ」の一言から、
岡本さんの喜びが伝わってくる。
何年も前のブログに書いた、
「慶んで食べてもらえて嬉しい。
お米に代わりまして、お礼申し上げます。」
と、 岡本さんから手紙を貰った時は、
感動した。
そして、黒豆は、
京野菜を取りに行ったら偶然出くわした、
高校時代の同級生、出島作。
メインは玉露を創ってる。
野菜づくりは、何やら新聞にも取り上げられたとか、
廻りの農家の人が言ってたけど、
東京や各地の和食からフレンチのシェフに愛され
直接送ってるらしい。
「黒豆あんねんけ、 割れたり皮が剥けたりしてるの混ざってるけど、
使ってくれへんけ?」
と、 籠一杯引き受けた。
これが、生でボリボリつまんでも、
淡い甘味と香りがあって、
うまかった。
店のおばちゃんに頼んだら、
普通に甘く、濃い、 黒豆を炊いてくれたが、
これじゃあ、活きないよ、と、
御飯に炊いてもらったら、
素敵だった。
先日、 やっぱりそうしたら美味いよ、
と 電話したら、
「へぇえ、 ほんまけぇ!」と笑っていた。
ありがたいご縁のコラボの
美味しい御飯。
ちなみに黒豆 はじめ、
海老芋、等々つくってるその友達は、
なんかキャラ的には、
龍馬伝の 岩崎弥太郎キャラの感じ。
30過ぎまで仕事もロクにせず、
世界各国でスカイダイビングをしていたらしい。
「死ぬかもやん、 何がええの?」
「それがなあ、たっまらんにゃんけえ」
らしい。
ちょっと変わったやつだが、
独特の、気持ち良さを持ってる奴は、
おもしろい。
コピーにつこたろかな、 笑
しかし、あいつが世界各国で、、
ある日本人の印象は、
あいつなんやなあ、、 笑
華吹雪の見事な週末でした。
何度となくお客様と共に見とれる喜びも味わいました。
こんなに桜永い年はめずらしいのでは?
ここ数日、夜も仮眠状態の仕込みで
店のみんなもよくぞ元気にといった感じでした。
95%のお客様が、おばんざいバイキング希望。
お昼前に、おおよそ3時までのお客様のリストで埋まってしまうのは、
初体験でした。
お昼過ぎに受付終了、
店内サーヴィスのかたわら
待ち時間と説明と、
電話番号を聴けるお客様には聴いて、
廻りのスポットを提案し、
そんな中、数時間後にお会いできる方や、
しばらく待って黙って帰られた方、
待たずに スキに入られた方、
受付終了後も嘆願して入店される方、
ここ数日でいろんな出会いと思いと、
経験して、
一気に新しいバージョンに、 心身慣れた感じでした。
リストに待ち時間を書いたり、
工夫しました。
でも、 情報したり、また、
ふれあったりできるお客様は、
どんだけ足を使っても一部の方です。
昨日までは、 それでもとても楽しかったですが
今日を終えて、
本音は完全にニュートラルです。
人違いで、電話連絡できなかった方もいらっしゃいました。
正直、 久しぶりにヘコミました。
バイキングテーブルも創ってもつくっても、
交互に出てくる感じで、
説明してるとはいえ、
見た目は寂しかった。
それでも食べた後は、
とても美味しかった!と、
どれほど声かけられたか、、
入店時より、 心オープンでいて下さる方に、
どれほど嬉しい思いをしたが、
わかりません。
ホントはただそれだけ、。
すべてその為の手段。
またすべての方に喜ばれるとも限らない。
当たり前の事ですが、
より少しでもと、 また工夫し、エネルギーを変える自分がいる。
変わらない絶対的な自分を感じる如し
変わる相対的な自分。
サービスを通して、人を通して、
ですね。
今週もありがとうございました。
また週末いろいろご迷惑もあり、
スイマセンでした。
ひとまず。
さて今さっき、 ご予約以外の完売でスキをみた僕は、
お腹が減って、お蕎麦を食べてきました。
三条白川橋上がったところの、
桝富さん。
ホントにかわいいお店で、
昔ながらで ほっこりできます。
勉強熱心なご主人の打つそばがとても美味いんです。
ちょっと鴨汁そばを。
たたずまいも、ほっとします。
主張の穏やかな幸せな
ささっと食事が出来ました。
美味しかったあ。
最近は不思議とロシアからのお客様が多かったりします。
さて今日はまた、強烈でした。
メールでのやり取りだけだったので、
来るかなー、なんて言ってたら、
ドバババーって
みんなタクシーに乗って到着の皆さんは、
イスラエルからでした。
25名。
2階のお座敷へ。
3、2、1、バキューーン、
「魚はイヤ。」
「いや、 俺は魚好きだよ。」
「海老より鶏が好き!」
「私はこのおばんざい、 すごくいいわあ、」
こういった場合は、
お決まりコースより、
一期一会のぶつかりあいの遊びみたいなもの。
特別メニューが多くて、
ニコに翻訳手伝ってもらい、
メニューとるのに20分、、
ふへ〜〜
もちろんこんなアプローチばかりじゃありませんよ、
それにしても、文化の違いというか、
個性が豊か。
お会計も個人で。
この時は、僕がイスラエルに旅行に訪れたよりもっと(きっと)、
ウェルカムでフレンドリーなタッチで、
接してくれます。
はあ〜〜あははは。
京都岡崎にあるおいしいお蕎麦やおばんざいが人気の だる満 3代目店主のブログ。お店でのドタバタ接客話、交流や体験、厨房での料理話や裏話、プライベートでの食に関する出来事や遊び、日々、感じていることなどを綴っていきます。