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2013年6月4日火曜日

遊びの立場

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ありがたいことに、小規模自家有機菜園の野菜を分けてもらえる機会も増えました。

独特のなんともいえない旨味の調子があります。

農家さんとしてされていても、自分たちが食べて美味しく安全な野菜も。

そして 環境はみえないけど一般流通の野菜の個性もそれぞれです。

近頃のマーケティング上 野菜は それぞれの立場で そのいのちに( )、カッコ をつけられます。

人も同じで、 警察の人、 ドロボーの人、 教える人、 教わる人、 

役員の人、  流しの芸人、  立場でもそのいのちに区切りの線を入れて、

断片のように観念で見るし、 よくありがちです。

カッコの個性は 遊びや楽しみ また改善にもできますが、 査定による苦しみになっていたら

そんな視点はマズい調味料をあててる料理人になってしまうような気がします。 野菜も人も。

元々はひとつのいのちだからこそ 遠慮なく遊べますしね。

母性を大切にするおばんざい料理に触れていておもいます。

lssswww

lvxxs


2012年6月2日土曜日

最近は焼き野菜


焼く という発想は 食べるという楽しみの中でも大きな発見ですね。

衣に 色 を染める 楽しみとか。  色にしろ食にしろ

つくるその行為は 時間 タイミングとエネルギー量を刻々と意識しながら

出来上がったものは、時を忘れてしまうような深い楽しみがありますね。

パクっ、ウマっ!  と 焼いただけでもホントに美味しいな と感心しながら

焼き野菜 なんかは 衣替えのいまの季節から なかなか気分かと、やってます。

れんこんは、オイスターとお酢とねぎのソースが シャク!っの食感に負けずハーモニー。

ズッキーニはオリーブオイルとグリルして塩、だけで美味しいですよ。

でも 野菜、塩、ソース、、

素材ひとつひとつの完成には そのとてつもない互恵の世界の歴史が織り込まれてますから
贅沢ですねー。
 




これ、はちくのあっさりきんぴらです。
 
さくさくの歯ごたえに、香りふんわり。


これ今だけのおすすめです。



2012年2月21日火曜日

今週のおばんざいの中から







Ca va?

さばの煮つけです。
 
お魚大好き日本海育ちの福原さん仕込み。

好き のニュアンスが味にノッテくるので、僕も段々魚好きになりそうです。

これも食育。 いい魚を仕入れてくると、とても喜んで感謝されます。

お客さんウケもよし。 これがまたご飯のお代わりを呼びます。

血液サラサラ効果もあるしね。


見た目は地味だけど、ほうれん草やえび芋。

これらはいつも世話になっている農家の福田さんや、僕の友人がつくったものですが、

 季節の香りがあって、本当に滋味。 

香りの中には 季節を予感させるものがあります。

福田さんのうまし有機ほうれん草に、

少し甘味を感じる 追い足しのタレで、優しい力があり。オススメです。












えび芋たいたん、唐揚げ、あんかけと。

芋の香り高いシンプルなたいたんも、

コクのある唐揚げやあんかけ、 晩冬の栄養を感じます。


さてかす汁から、けんちん汁へと参りましょう。

野菜からのお出汁がなんともな薄味の熱いお汁で暖まってください。

その他、丸大根とお揚げさんのたいたんや白和えも人気ですね。












先週来てくださった養護学校さんからお手紙戴きました。

食事が始まると、静かになって食に集中してくれて、

スタッフみんな喜んでおりました。

ありがとうございます!









2012年2月1日水曜日

おかみさんのお好み焼き









〜捨てない粋?〜


近頃 お昼すぎになるとおばんざいテーブルに出てくるのがお好み焼き!

最初見た時は僕も  え・・ お好み焼き?・・!
 
って思いましたよ。 

そんな顔を見て おかみさんが、

「天ぷらのお粉の残り 捨てるのもったいないし、つくってんにゃんか」 と。

 
ん〜なる程、それってリアルに生活おばんざいではあります。。

”大根の皮のきんぴら”等、捨てない粋 といえるような、

モノのいのちを大切にしながら生活を支える母性的な愛情から、

おばんざいの味わいは生まれる、ともいえます。


・・・と いいますか、 おかみさんは まあ お好み焼きが大好きなんですよ。

小さい頃からいつも食べ親しんでいたに違いありません。

ちなみに、彼女はコテで食べるのが大好きですね。

閉店後よく 残ったお好み焼きを 鉄板で再びアツアツにして、 

コテで「ふうふう、・・シーシー・・」 しながら食べています。

で、最近はほぼ毎日お好み焼きです。


「・・・お好み焼き作る分見越して 天ぷらのお粉つくってるやろ・・・」 

って感じです。

具はシンプルに、キャベツ(芯の部分も細かく切って入れてます)、

さくらえび、ねぎ、天かす、あったらのびてしまったそば、、、

それだけです。

あとはソースと青のり、かつをぶし。 シンプル。


ただこれを厚さ1センチある年季の入った鉄板で焼きます。

(40年以上 うちにあって、昔はよく先代の親父がそれで美味いヘレステーキを焼いてくれましたねえ、、)

その鉄板が、お昼のピーク時のコンロが取り合いになる頃にも、

スキあらば大コンロの上にデ〜ンと鎮座してます。


最近ではお好み焼きが売れるのが、おかみさんはもう嬉しくてたまらない様です。

とにかく焼くのも好きで、 焼き始めたら止まらない。。

って感じなんですが、それでおかみさんは癒されている、様にも私の眼には見えます、、、。


な〜〜んも凝った事はしないのがまたおかみさんらしい

超素朴なお好み焼きですけどね。






ちなみにソースも 広島のおたふくソースに辛いドロソースを混ぜてるだけです。

たまにおかみさんの実家のあった京都東寺にある、ツバメソースも使います。

スタッフが食べ比べてみると、

おたふくさんの華やかさに、ツバメさんは京風しんみり美味って

印象みたいです。

おかみさんは おたふくさんの甘さが好きらしい。

そういえば母方の祖母は広島生まれでしたわ。。



2010年5月29日土曜日

季節プログラム進行

おばんざいもだんだん春から初夏の味わいになってきました。

きゅうりに、アスバラガスに茄子、、

このきゅうりのおつけものは、
韓国風、 すりおろしたにんにくが効いててパンチがあり、
またお酢がほどよく。
たっぷりの胡麻と相まって、
食が進みます。

料理好き新人のおばちゃん、
春子さんの作品で、人気。

ほかにもアスパラガスの胡麻味噌和えや、

お茄子の日替わり味噌炒め、、


素朴な料理にも季節の表現の味わいが、
身体と自然のプログラム融合点で、
口を楽しませてくれまっす。

、、んでまたビールが会うんですよねぇ、、

と自分のお腹も見る、、

やっぱ行きたビール酵母の入ったビールがいいのかな、

2010年5月8日土曜日

今を食べる


微熱下がらずフラフーラで、
文字を追うにも脂汗!でした実は。

で、今は食事を一切受け付けない。
昨日も抵抗して少し食べたら、
ツラカッター。

で、食べない事にしました。
食欲はありますが、

明日の夜くらいまでかな。

身体はデトックス期に入ったようです。

ここ数日2時間置きにトイレに行ってました。

しかしシンドイ時に、思いましたね。

健康で美味しくご飯が食べれるというのは、
ホントに幸せやなあと。

あれは、無心で今ある幸せに直結してますからね。


(食事時間のとれないスタッフに、
厨房のおばちゃんが出してくれたおにぎり。)


連休が終わったら、

音楽の機材のセッティングを仕上げるつもりでしたが、
身体からリセットスタート、、
感謝です。

にしても、店の庭はよく花が咲きます。

2009年10月28日水曜日

熱の入る時

熱っぽい グッとくる料理

暖かみのある滋味深い料理。
あっさりした料理

いろんな料理がありますが、

先日 日記した、そのイタリアンで、満席のなか座ったカウンターは、
絶好のキッチンシアターで僕はとても楽しかった。

小さな店は満席で、太い黒縁メガネをかけたシェフは
体を上下に動かしまるで 踊っているかのように、
平行して進行する料理のフライパンを揺すり
隣の鍋にスパイスをせわしなくミルでひき、
オーブンのなかの色を確認する。

シェフはそれぞれの料理の音色に感覚を澄ましながら、
ここ!と いうときに手を入れている。

その時実は 自分で料理をつくると同時に

料理はいい感じにできちゃってて ラッキー! 的な 懲りない喜びみたいなのがあって、
そん時そこにその人のカラーというか
熱っぽい スパイスが入るように見えます。

度合いも カラーも 店によって様々ですが。

アンビエントな料理や
ビートのある料理、

その人の気持ちよさを知ることの料理は愉しいですね。


2009年9月10日木曜日

野菜の持ってる季節感を

万願寺とうがらし 味噌和え。

この夏の名残りのような ちょっとほろ苦く渋いでも爽やかさを感じる万願寺に こっくりと甘い麦米味噌。
外に出て風にあたって深呼吸したくなるような美味しさです。そんな気分になります。


これは京田辺に取りにいったんですが、地場のとれたて野菜を食する良さは、
まさに今の自然の風味 香りを運んでくれるところですね。

口にすると あぁ… って 今感じてる季節感に ぐっと彩り奥行きを与えてくれたりします。
人気があるので たくさん仕込みましたが、もう売り切れです。
お客様も気分ゆったりされてるように見え、 嬉しいなあ。

2009年9月8日火曜日

仕込み中のそらごとです。 味感速度 こんぶとワイン編

こんぶの実験の話です。

だしのこんぶは 一晩水に浸ける というのが定説のようです。
水の温度で おいしい旨味がでるからですね。一晩水だしします。
そこから火をつけて、沸騰直前に引き上げるんですね。
また浸けておく 水の温度で すごく変わりますが さておき、

3度 くらいの冷蔵庫の温度の水に こんぶを 2晩 3晩 4晩!
浸けておくと どうなるか…
という 御料理人にバカにされそうな話なんですが…

実はその料理に向き合う時間で 美味しさが異なります。

牛丼を5分で食べる喜びのバージョンと、 庭を眺めながらゆっくり懐石料理の余韻を楽しむ喜びのバージョン みたいなものです。

ワインと同じですね。
口に入れて 旨味が爆発する 現代的なワイン。
安価なものでも 特に新大陸系は 口にいれて1秒で ウマっ! ってなるように研究されてますが、 余韻は… あんましありません。
コンビニ弁当でも 口に入れて ドカン! ですね。 後味は… ビールで流すのが最高 笑

アタック派ですね。
アタック! アタック! 刺激的でどんどん食べれます。

一方 ローヌ、 ブルゴーニュ、 ボルドー、や イタリア その他各地の 銘醸ワインのオールドヴィンテージワイン…
ゆっくり熟成されたワインは、
口元から  喉、  またその先へゆっくりつたわる  後味  …余韻 の素晴らしさに ウットリです。
ほんの一口で その刻々と変化する 物語のような余韻 香りを ゆっくり楽しめます。最高のリリース感です。

ところでこんぶを冷水に 4晩もつけておくと 実は 口元 舌というより 食道で ジワ〜っと 登り立つような旨さがでてきます。 その変わりこんぶだし自体のアタック感はなくなっていきます。

で これもオールドヴィンテージワインと同じで 出来上がって(封をあけてから)時間がたったりあまり揺すったりすると旨味が消えてしまうようになります。ちょっと繊細です。

ただ この出来立てこんぶだしに 軽く塩を落として、 いただくと、
それはもう ちょっと唸ってしまう美味しさです。

ただ おだしは このあとの 数種のかつをだしとの バランスの上になるので
そこからの 旨さバリエーションチャートは もう謎解きではなく、 頂きものの 驚き発見の世界です。

なので、基準は必要で、これはあくまで遊びの世界ではありますが。

料理の味わいなんて TPOで チョイスです。

お客様の顔見ながら 「どうかな??」ってそのちょっとした 駆け引きが楽しみのひとつ。 そこに 実は味感速度もあります。




2009年8月20日木曜日

味覚の記憶

今日 友達の市場に仕入れに行くと、

「ブロッコリーは今日 むつかしいねん」と…
価格とコンディションの話。

ここのところ 人気だった ブロッコリーと豚肉の辛子マヨネーズ炒め は僕も大好物。

ビタミンも豊富だし みんなに食べて欲しいけど、
この時期 野菜はむつかしい。 自然の流れがある。

でも 美味しそうな ゴーヤが手に入った。

これでまた 味覚の表情が変わる。ゴーヤの苦味…

お客様にもきっと 行く夏の風香りのように喜んでもらえるかもしれないな。

沖縄に旅した時の、あの空気を思いだした。

心地よかった記憶は 心地よい今に反映してくれる。

記憶も実は 今にあるよね。



2009年7月10日金曜日

万願寺とうがらし


夏の京野菜 万願寺とうがらし。

炙って 醤油をかけ かつをぶし を散らし。

ただそれだけが、 今日のおばんざいコーナーでも人気でした。
これに生ビールは最高!

うだる暑さの夏、
人が求める美味の感性に、

この苦味のある美味しさの発見があり、

この"たまらん"蒸し暑い京の土地に育つ野菜の香りは、
独特の強さがあるように思います。

時の中で、そのカラーや役割があり、
空間の中で、そのカラーや役割があります。

人と食の世界の中にも、
この宇宙に生かされる総てのいのちの
色採りの妙が あるのですねえ。

時に、長い眼。 空間に広い眼。 を感じる事は、
今を旬の楽しみにするか、
それとも障りにするか?
さあどうぞ。
ってな感じがします。

総てにおいてね。 



2009年6月6日土曜日

えんどう豆のごはん


京田辺の里にもらいに行くこのえんどう豆が、
驚くほどの甘味があって、
えんどう豆ならではの香気とあいまって、

口に運んだ瞬間 食べる喜びの原点回帰のような嬉しさになります。

日本人はなんと言ってもごはんでしょう。

東広島のきれいな里で岡本さんのつくる米は、

その昔、 着物と交換していたとか。

今流行りのミルキーなブランド米とは一線を画する、

素朴で瑞々しい、うれしさが溢れます。

実は これ一杯で きもちのよい満足感。

それぞれの土の歴史の融合。

食を通して時空を旅できるシンプルな美味しさ。

ご馳走さまです。

2009年5月17日日曜日

玉露グランクリュ 後味1時間…



その玉露は

舌の、口の中の粘膜の 全ての部分を
旨味で愛撫しながら、

帰り道のドライブをうっとりさせる程、
1時間くらいなのか、...

 後味と香りで その知らなかった世界へ誘ってくれてしまいました。

それはね…

最近 よく野菜をもらいに行く 京田辺市ですが、

たけのこが美味しいと、紹介してもらって、

(山、土地がいいんだと思います。ウマかった)

たくさん 使わせてもらった山下さんから、

はちく が ありますよ と連絡もらって 取りに行ってきました。


そのご主人  山下寿一 さんは、

玉露の日本一の名人といわれる、 現代の名工、

天皇皇后両陛下に 玉露の手揉みから お茶を披露されるような方で、

今は その玉露の最盛期で忙しくされてます。


のにもかかわらず、
たまらんいい香りがするので、..

せっかくなのでちょっと見させてもらってました。笑


手で揉むことによって アクをきるんだそうですよ。

多分 茶のエネルギーに 心地良い交わりの光線が、 

山下さんの手から出てるんでしょうねえ。

名人と云われる人のそばにいくと、

その気持ちよさが伝わって来るようで
もうどうしようもないですね…。

そしたら おもむろに 山下さんが玉露を入れて下さったので、


いただきまーす。

と ...!   これが! ヤバい!!

粒子の異様に細かな、
甘味を超えた旨味の膨らみで、 口の中が悦楽状態に。


髪の毛の逆立つ表現がよくありますが、

まさにそんな 香りの立ちのぼりでした。

その香りや 感触は

胃に至る 食道からも 立ちのぼってきます。

「なんじゃこりゃ、ワインみたい! すごい旨味と 後味ですねえ」 と云うと、

「スープや って言う人もいたなあ。
これをな、  茶漬けで出してくれる人おれへんかなあって…」

「それって 贅沢な雑炊みたい…
お米の粒だちが良さそうですね」

「そやねん、 タンニンのせいか 米が引き締まりよって それがまたウマいねん!」

....でしょうねえ。

「ただ まあ 贅沢で高価な茶漬けやわな  笑」

ということでしたが、

でも アンビエンスも整えてあって、

この気持ちよさを表現した料理を出す 高級割烹の料理人の方なんて、

いらっしゃるでしょうねえ〜!と思います。

ともあれ なんだか お茶のド素人な僕ですが、

知らずに ブルゴーニュで
ラ ターシュか ロマネかを ホイっと飲ませてもらった ようなそんな感じでした。(想像)

インドから 最高の紅茶園の領主さんが勉強に来たり、

天皇陛下がお土産された玉露に
ビックリしたヨーロッパの人が取材に来たりするそうですが、

今日この 玉露というものの旨味に 驚いたのでした。

あの 口での膨らみと、 アフターの長さ。

とにかく たけのこ積んで、
帰り道の1時間は 

山下さんのワクワクと玉露のスウィートグリーンワールドが 

上半身から抜けませんでした。


食は、人と素材のいのちの芸術。


2009年3月16日月曜日

二条寺町トラモントの


おばちゃんのファンなんですが、
写真は恥ずかしがって「もう! 髪の毛ひっぱるよ〜」
っとかいいながら 逃げられてしまいます。

春キャベツとアンチョビのパスタ。

くったりパスタにギュッと塩気と旨味が入ってて、
パスタ好きの、もぐもぐ食べる喜び最高潮です。

冷えた白ワインが欲しくなります。

クルクルっと巻いたパスタを
バクっと食べて、
ブチっと落とします。

  この くったり感が重要で、
映画 「グランブルー」の、パスタをプリプリ〜っと食べるシーンを見て
旨そうだなあって思った人には最高のパスタだと思います。

イタリア=京都 下町食文化の美意識繋がり。

だからここは 客層もまさに 一人客のお姉さんからおじいさんの横に、
カップルに家族連れ…

まさに京の人種交差点。

ハートウォーミングな美味しさ。

ホッとしました。


実は 2件目の昼ご飯。

午前中のお役所まわり用事が予定より早く済んで、

これならランチ間に合う…! と いつもは食べれない、
以前食べて美味しかった熟成感のある焼き肉の弁当を食べに、行ってきたのです。

近くに市役所もあり、ビジネスランチとして、
860円!でたっぷりのナムル、 焼き肉のランチでした。

小さな店に続々と来店者、

オーダーするとすぐに出てきて、
スピードも 価格も 相当勉強されたんだなあと関心します。

美味しくいただきましたが、

なるほどビジネスランチモードになりました。

サッと食べて、 すぐにまた仕事に入るぜ! って気分にさせる、そんな食事でした。

ただ今日はこの後ゆっくりしたかったので、トラモントに行ったら
モードシフト成功でした。

作者の美意識の選択の違いや、そこからの作り方で、
食事とは本当に変わるものだと、
改めて感じた今日のランチでした。

DOJIのフルーツ

マンゴーに洋なし、
オレンヂにグレープフルーツにパイン。
りんごにバナナにいちご。

美味しいアイスクリームも添えて。

甘いものはうっとりと、…
すっぱいものは目が覚めるように。…


なんか身体に沁みていくようで…

この快感こそは、 やはりサプリメントとは違いますね。

私達人間が知ってる栄養学なんてきっと、

それこそ氷山の一角のようなものなんだろうなあ。

毎度北山DOJIの
フルーツトッピングアイスクリームで。

2009年3月5日木曜日

おふくろの味とスピード

ところで、だる満は今、"すぐやるっちゃ"強化中です。

仕込みの中、オーダーが読まれたら、
その瞬間に だしを温め始め、
鉢を準備し、手順に入ります。


この瞬間が勝負だと思ってますから、
あらっと感じたら、
フロアから 指揮者よろしく 煽るし、

X

フロアそっちのけで厨房にも入ります。

だる満は、天才肌の職人の店ではなく、おっかさんの店だからです。


オーダーは泣いた赤ちゃんへのレスポンスと同じだと思ってます。



だる満には、僕を始め、器用で早いひとなんておらないんですが、

それでも,

だる満は、、母の心への道を歩ませてもらってるんだなんて、

つくづく思ったりするんですよね。

2009年2月25日水曜日

ありがとう のカタチ

ありがとう。

僕が手話で知ってるのは、これだけです。

左手を胸の前に延ばして、右手で包丁で刻むみたいにトントンと。




ろうあの方がいらしたら、
これで ありがとう をひとまずカタチに出来ます。


ほんとは笑顔やムードや純粋な想いが一番伝わるのでしょうが。


まあ、ん〜!と念じても、そうそう伝わりません。笑

こないだ やったら 大笑いでウケちゃって…
あはは… なんて思ってたら

<ちがうちがう、 手のひらは 上に向けないで下だ。> って教えてもらいました。

マチガエテタ。

牛乳瓶みたいなメガネの小さな女の子は、
キャーキャー喜んでくれました。
きっと 意外だったんでしょうね。
でも めちゃ嬉しかったですよ。
オマケに 紙にぺんで かっこいー って書いてくれたし(^-^) デへへ

ありがとうは嬉しいですね。

言葉(音)も 想いも、全部周波数(波)です。
その波の影響を受け、記憶するのが水。

水の結晶の写真を発表されてる 江本勝さんの本を見ると、 ありがとう の 美しい結晶がありますね。

料理だって、 身体だって、 殆ど水分なんだし、
そりゃ 変わりますよ。


ありがとうは、意識してないだけで、身の回りに、いっぱいあるとおもいます。



ありがとうに敏感な人って、いつもちょっと嬉しそうだし、 得だよなって思います。



2009年2月18日水曜日

漢方土壌かぶのサラダ

昨日の晩御飯です

かぶ のサラダ。

かぶを切って
塩もみします。

この時
つまみ食いで
3分の1食べます。
ロゼのヴァンムスーもこの時開きます…

キッチンで立ち食い、そして立ち飲み… これがなかなかうまいですねー

制作者は、途中 未完成の美味しさを知ってますよね。
ってんなことないですか?

さておき、

これに オリーブオイルかけて、
雪のようにパルミジャーノ 削って出来上がり。

かぶ。 冬の美味しさですね。

んで、このかぶは、漢方をつかって土壌をつくって、 育ったかぶなんだそうです。

だる満にいつも 有機野菜を持ってきてくれる 鷲尾さんが 持ってきてくれました。

この漢方堆肥土壌を
今 一生懸命つくって色々育てていて、
秋くらいからは コストも下げられそうみたいです。
だる満でも 少し使わせてもらいましたが、
味は濃厚です。

ただ 最初食べたとき、
おなかが…
くるるー(>_<)

野菜の浄化作用だったみたいです。
これじゃあ漢方薬みたいなもんですね。
でも すっとしましたよ。

自然の土の力 ホントはすごいんですよね。

2009年2月16日月曜日

うどんのしみず




下鴨にある、カレーうどんで有名なしみずさんは、僕の部屋から歩いてすぐ。
作業でちょっち頭疲れたので、優しい しみず のご飯を。


店に入った途端、そばも食べたくなったので、
カレー肉きつね のおどんぶり と きつねそば。…贅沢だ。


ここはおだしがとてもしっかり でもまあるい味


死に際まで食べ続けられそうな 京風の優しいおそばに
歯ごたえのあるタイプのおあげ。


カレー丼も うどんのよりベースのタレが甘めなのかな… ご飯によく合うコクのあるカレー
ふうわりと あっ という間に食べちゃいました。



あ〜旨かったー。
店の佇まいも、おばちゃんも、料理も 全部優しくて、
店を出た瞬間の風とか空気が 気持ちよく感じられるお店です。


そういえば昨日、
だる満のカレーそば の話が出ましたが、
うちのは全然和だしのカレーじゃありません。
新和風カレー。
また紹介します。

2009年2月14日土曜日

はなふく 美味しさの情報量

夕暮れ (って表現使えるくらい今日は暖かかったですね…)ダッシュで農家の福田さんちに とれたてほうれん草にはたけ菜 九条ねぎに丸大根を取りにいきました。
このはたけ菜 ごっつくて、味もやはり力強いのですが、からし和えが美味しくて、お客さんにも好評で、(おばんざいニュースみてね!) もらいに行くのがウキウキしますのウキー!

まぁ いいんですが、 帰りクルマは伏見の華福さんへ。
あれ… 2日続けてラーメンだ… さておき
小さなお店で営業時間も短いので なかなか行けないのですが、今日は 福福繋がりで到着 σ(^-^;)
なあんて 食べたかっただけ。

限定の魚介みそラーメンをいただきました。
前食べたみそラーメンより、ストイックな感じでしたが、美味しくてスープ残らず完食してしまいました。


華福さんのラーメンが好きなのは、 ふと滋味深さを感じるからです。
食べた後に ふと 心あったかな感じの余韻があったりするからです。

味の調整はいうことないのに 豊かな気分にはならない食事もあるし、 何故だか心暖まる食事もあります。


食事には ものすごく沢山の情報量があって、それを食べています。
つくる人の持つ波長、気分、 心の深さもそうかもしれません。 素材ももちろんそう。

人が食事から 何を感じて 何が伝わっていくのか 何をもって 味わいとしているのか、 食事屋をしていると思います。


頭で食べたような食事もあるし、なんかわからんけど、楽しくなる食事もあります。

贅沢な現代は 食事の満足に 何を求めるかのバリエーションも 豊かです。


ただ僕は、だる満で食べてもらうのは 何より心暖まるような料理だったらな って思います。
だから同じような料理でも、一生 変化しながら深まっていけばいいなと思いますね。