2014年7月19日土曜日

ハンガリー民謡と アンドレア バケッティ

blc1


bvsw

先日 招いてもらった公演で 会場のチラシを持て帰った中の1枚

どうしても気になる要素がいっぱいなので 2日前に ステージ後ろの1番安い席をとりました。

1、京都市交響楽団。 いつもはお昼だけど、めずらしく夜公演 てか初めて行く。

2、 アンドレア バケッティ。 イタリアの若きピアニストに何故か惹かれて。

3、 演目のハンガリー民謡。 なんか望郷感のある深い音世界が聴けそう。

まとめると こんな感じの動機でした。

京響さんは、 ずっと店の前の京都会館で毎月 定期コンサートをしてらっしゃいましたので、

中にはプレイヤーの方もお客さんで話をした事もありましたし、 午後の2時過ぎからの公演で
 
お客さんがお店には来られない という印象がありました。笑  で初の京響コンサートは最高でした!

実は、数ヶ月前に 日曜夜9時からのNHK でやってるTV番組のN響で たまたまチャンネルして

グーッと惹き付けられて感動してたら その公演が なんと京響さんだったのです。

それで いつかは、、と思ってたら すぐに体験の日となりました。

(なんか見た目からしても)個性的なプレイヤーの方々と全体の調和の仕方、  

有名どころのコンサートより、グータラな感じなのに(リラックス)音楽熱が熱い京都の音楽好き市民の

音の呼吸の場にも新鮮さを覚えましたし、

気になった ハンガリー民謡は 詳しくはないのですが 想像した 牧歌的で切なくも愉しい

心情風景音より 過激でまさに 映画音楽のドラマの凝縮がここに、、って感じの

濃い音楽で 初の京響体験は とても愉しかったです。

昔 話をしていた演奏者の方と話をしたくてたまりませんでした。


そして アンドレア バケッティ というピアニストの方  華奢で背が低くて 手だけグローブみたいにおっきく(観えて)て

そして日本人より頭を ひょこひょこ頭を下げる 笑 ひょうきんな身のこなしの  

の超  柔らかい音 に感動しました。

ステージ後ろだったから? か 音柔らかくとにかく 集中する程に眠くなるくらい

拘束感のない いい香りの空気みたいな プレイは初体験でした。

演目の 全く音程感情はニュートラルなのに グッと来る感じ 沢山インスパイアされました。

2回目アンコール バッハのゴルドベルク変奏曲のテーマ となりの若い安スーツのお兄さんと、

きれいなドレスのお姉さん お互い恥ずかしいので 流れてるけど気付かれないようギリギリまで拭かない涙 

が落ちてる みたいな その数分の笑い泣きの可笑しさでした。

クラシックって全く詳しくないけど、  こんな京響初体験の京都人でした。



https://www.youtube.com/watch?v=gbICoDc01UA