2010年10月17日日曜日

本町通りの魚


今日はクルマの修理を取りに、
京都市内でも南の方の、
伏見区まで自転車で走りました。

気分で代車を断って歩いて帰ったので、
今日はサイクリング。

幹線ではなく、昔ながらの一方通行の、
本町通りという街道を下がります。

クルマでサーッと通過すると気づかない街の匂いが楽しみです。

参道に無数に連なる鳥居で有名な
伏見稲荷大社の前の通り。

戦前からずっと生活の街として、
営みがあったのでしょう、

とにかく自転車で走ると3分毎くらいに魚屋さんがあります。

しかもどこも店で焼きながら焼き魚を売っていて、
香ばしい薫りが漂ってきます。

今日は、グジの(甘鯛)塩焼きでも食べよか、
と 京都人好み?の日々の御馳走を買いに行く、
家庭毎の食卓生活の愉しみが目に浮かびます。

うちのおばあちゃんも焼き魚を大御馳走にして、
美味しそうに舌を鳴らして食べていたのを思い出してました。 笑


看板も名前も書いてない焼き魚ときんぴらなんかを売っているお店があります。

美味しそうなので、

八幡巻きと、
さわら、むつを買いました。

それを今から晩御飯にいただきます。

ちょっとつまんだけど、
自然な味のムッチャ美味い!

つい舌をならして食べてしまい、

なるほど、これか、、と
その美味さを知ったところです。

ちなみに味噌汁やお出しを、
ズズーっと メッチャ音立てて吸う人がいますが、

空気と一緒に食べる事で旨味を尽くす、
ワインのテイスティングと一緒で、
あれもすごくよくわかります。

生業はエクスタシーと
御味わいですね。 笑