2011年6月7日火曜日

夏日とか


ふぅ、っと、すっかり暑くなりました。

すっかり冷たい蕎麦や、 ざるそば!オーダーラッシュで、
週末はようけ湯がいたなぁ。

蕎麦つゆの仕込みも、
おあぁっ…と、もう無いのね!
で、いろんなバージョン仕込みもします。密かな楽しみ。

ゆがきながらその都度味見しているので、
結構食べますね蕎麦。


うちは手打ちをやめて、
他所でオーダーでつくってもらった蕎麦を湯がいているのですが、
手打ちには手打ちの、
機械打ちには機械打ちのよさがあって、

手打ちだとぼけちゃうから
そこまではしないだろうというくらい、

氷水でキューンと引き締めます。

流水でぬめりをとりながら、
即、冷たーい氷水に移していくと、

蕎麦のカドが更にキリッと立ってきます。

一本一本カドが立つのを肌で感じながら、
芯まで引き締まったと感じた時に水をきり、

蕎麦をもります。

このカドが、口のなかの上アゴや、
食道を撫でながら、蕎麦の香りを運んでくる美味さがね、

まぁ、数分しかこの状態はもたないので、
なんなんですが。

まぁ夏のお蕎麦、ありがたくも美味しいですね。


ところで今日は、(昨日)春ちゃんのお引越しでした。

僕の産まれた年から、約40年弱、
だる満の厨房を守って、
80歳まで元気にやってくれました。
晩年は天ぷらの春ちゃん、
昔僕が幼い頃は、
ハンドミキサーでつくるタルタルソースも、

牛骨と鶏ガラでつくるベースのだしを濾すのも、

みんな春ちゃんが教えてくれましたね。


脳内出血で倒れてからは、
マヒと失語症で寝たきりですが、

随分病院ではよくしていただいてます。

身寄りなく僕がキーパーソンですが、
区役所も今では毎月行かなくてもいいし、
僕はたまに施設か病院に面談に行くくらいです。

随分長くお世話になった病院から、
ちょっとお引越しになりました。

サイレンならさない救急車に着いていきます。

春ちゃん、久しぶりの小旅行でしたね。

GO!GO!


それにしても、新しい病院の看護師さん
優しかったなぁ。