整体に大阪に行って、帰りのめずらしく電車。
阪急電鉄 混んでます。あまりの眠気でクルマを遠慮しましたが、 眠るどころではありません。
ただ ふと思い出して途中下車して、
高槻の"きんせい" さんを探して 行ってみました。
塩ラーメン!と言いかけて つけ麺。
整体に大阪に行って、帰りのめずらしく電車。
阪急電鉄 混んでます。2日続けてバイキングとシェラスコにヒントを得つつ、
残るあと一つの目的地へ。
確か 本ではこの辺だったか さっきの筋かなあ と
神戸の山手、北野の裏路地へ入りクルマを停めて、
その真ん前の 昭和40年代風の怪しい寂れたマンションを見上げて、
直感大当たり。 本を取り出すと、ピッタリの番地。 ここのはず。
もちろん 看板も何もなく 薄暗い玄関に入り、
階段の足音を響かせながら305号室に向かうと、(気分は"太陽にほえろ"のプログレなBGMのあれ)
あ、、あった… インディアン プロビジョンストア。
自家製インドスパイスを売るインド人の店。
もう辺りいっぺん、すごい香り。
とりあえず ピンポーン …
中から 「◇▼£※↑◎▲∋」 と遠くから人らしき声が。
ま よく分からないが 多分「ようこそいらっしゃいました。 どうぞお入り下さい。」 ということだろう…。
カチャ… 「こんにちわー」 と入ると
なんだか1DKくらいの部屋に
沢山のカゴに入ったスパイスと、 頭のてっぺんに抜けるような香り、
奥には メガネのおっちゃん。「…ハイ。」
もくろみは2つあって
最近カレーづくりにハマっている
ウォーターウォッシユNCの代表にガラムマサラとカレーのマサラを買うのと、
先日 友人のマラケシュみやげの ホワイトマジックに使うというスパイスが、
そのカレーを思わせる要素のクミンやらの香り抜きで、
爽やかで 煮込みに最高だったので。 そんなのはないか?
ってことだったんですが、
日本語が殆ど通じないけど
「それは 創ってないからキミ創りーさ」 って感じ
そりゃ僕がもらったのは モロッコ土産やもんなあ。
ただ 各国にスパイスあれど その国のスパイスの特色で
例えば、インド料理なら インド産のコリアンダーは 深みが別格 とかあるらしいので
このインド産のガラムマサラ(ガラムは辛いの意 マサラはスパイスのミックス)は楽しみです。
先日のような ほっくりジャガイモのスープに入れたら、めちゃ旨そうです。
てな訳で 数種のスパイスを。
「どれがどれか判らなくなるから メモしといてよ」 とおっちゃんに。
シャッター音のあとに、
「ウシシーっ」と笑うおっちゃん …
しかし神戸はインド人の方もインド料理屋も 沢山ですから
こんな店もあって然りな感じですね。
最近 京都にも(特に左京区) インド チベット料理の店が急増です。 なんでやろ…
インドの人 自転車で走りまくってますね…
ちなみにインドミルクは コンデンスミルク、
後ろはサイババ氏かな。
身体がちょっと疲れてくったりとして、
優しい野菜のスープが食べたくなった。ほくほくじゃがいもに いい香りの人参
ローリエの効いたあっさりスープ…
そんなイメージでスーパーに寄ると、
(ちょっと旨そうな牛肩ロース半額、) … これは入れよう。
もう、フライパンで一斉にソテーして ワインとビネガーと、簡単に水煮にするつもり…
でしたが 肩ロースがなかなか美味しそうな繊維感、
2つあるうちの1つは、まな板に取り出し、
やっぱり ステーキで食べちゃいました。
いつもの台所で立ち食い。。凍らせたキルシュ飲みつつ…
おいしかった。 意外 がまたおいしい。
あんなに野菜が食べたかったのにね、… すべて思考の導き じゃないしね
また改めて 鉄板焼きという料理は スゴいと思った。 キッチンの前にお客様を座らせているのだから そりゃうまいよね。
お風呂入っているうちに 野菜スープは完成。
ペスト添えて、ふぅう〜 と いただきました。
いつも通りのおばんざい弁当。
小芋のたいたんのふくよかさと 万願寺のシャープさがポイント。
場所は修学院 曼殊院の近くの円光寺へ。
こんな場所でみなさんお弁当を食べはりますのね〜。(と荷物運ぶフリして覗いてみふ)
綺麗なお庭です。
奥に流れる水音の響きもたまらんし。
ここの縁側で 今にもハマりそうな自分は 「また今度ね。楽しみだね〜!」とちょっとなだめながら、
スタッフがいなくて、僕が帰るまでオープン待ちの店に急ぎました。
さっきの空間で… と お弁当に盛られた いつものおばんざいは…、とおもってみると
いつもの活気の味わいは、 あの静寂に見える場でも
召し上がっていただける味わいのイメージが浮かび気づきました。
それこそ 普段ついつい忘れやすい、与えられっぱなしのエネルギー、
いたらない自分達を超えて 包み込んである普遍的な創作エネルギー
その与えたもう味わいであったなと ふと思いました。
料理にしろ、すべてに創っていただいているし、共に創らせてもらっている感謝を忘れないことやなあ。
特に、うちみたいな、キレ職人ではない、おかあさんの味の店なんて
傲慢ならざるべし。と子の心と
抜苦与楽。と親の心 かな。
なんて親心知れずにして。 …親子丼食べよっと〜。
新さんま。
よく脂がのって とろっとろ…でございます。これを 甘辛い醤油炊きに
梅の酸味と香りが爽やか.
さんまの梅香炊きにします。
しつこさはなくなり、コクは増します。
生ビールを追加するお客様や ご飯にのせて タレを染み込ませて笑顔のお客様…
食欲の秋の幕開けですね。
いや 年中 なんだか食欲いっぱいのお客様とだる満ですが、
秋は 食なり、何なり、
目の前や、身の廻りとの繋がり感が深まり 悦びを覚える季節ですね。
虫のこえ 気がついた時に聴こえます。
ずっと鳴いてるのにね。
トリガーレベル.
幸せの気づきの感度に 干渉される季節ですねー。
昼のピーク過ぎ 飛び出し仕入れに行き、荷物運んで お腹もへったなあって 閉店後の夜のフロアに。
そういえば 2時も過ぎ 未だ外に並んで待って下さるお客様を 厨房から気にしてると、
学生服姿のお兄ちゃん達が。
修学旅行かな…
おそらく20分くらい待ってくれてたなぁってその後、
2階の座敷に案内されて行きました。
「この伝票は、 学生さん?」 って確認すると、
ざるそば3つと天ぷらそば2つ でした。
そっか… おばんざい バイキングでもなく 一杯のそばか…
厨房に舞い込んでくるオーダーに、 直接のコミュニケーションもサーヴィスも殆どのお客様ととれない中です。
カウンター前を通り過ぎる後ろ姿に感じるままに料理するしかありません。
おもうまま 盛りは多く しっとり味をふくむそばと 歯ごたえのあるそば と今日のだしで。
そば一杯で待ってくれた学生服のお兄ちゃん達に …
いや、まさかの 箸紙の粋に 参りました。
群馬県からの中学生の修学旅行の 体育会系っぽい男の子ばかりのグループです、
みんな 旅の途中の 昼メシのそば屋に …
みんななんだか優しいよね…
どうもありがとうございます!
群馬県 藤岡市立西中学3年の彼達。
この夏の名残りのような ちょっとほろ苦く渋いでも爽やかさを感じる万願寺に こっくりと甘い麦米味噌。
外に出て風にあたって深呼吸したくなるような美味しさです。そんな気分になります。
これは京田辺に取りにいったんですが、地場のとれたて野菜を食する良さは、
まさに今の自然の風味 香りを運んでくれるところですね。
口にすると あぁ… って 今感じてる季節感に ぐっと彩り奥行きを与えてくれたりします。
人気があるので たくさん仕込みましたが、もう売り切れです。
お客様も気分ゆったりされてるように見え、 嬉しいなあ。
京都岡崎にあるおいしいお蕎麦やおばんざいが人気の だる満 3代目店主のブログ。お店でのドタバタ接客話、交流や体験、厨房での料理話や裏話、プライベートでの食に関する出来事や遊び、日々、感じていることなどを綴っていきます。