十三の陳来軒は、整体の帰りに、たまーっっに寄るのです。すいてたら。
おしりの方のお肉が食べたくて、 いちぼ を食べましたが、
赤身の旨味があって…うぅうまかった。 しかもなんか多かったなあ…
希少部位の上肉は、お品書きになくて、 おっちゃんに訊ねてオーダーするのです。
とてもいい肉でも、 アルミの お好み焼きのカップ みたいなのに かばっと入れられ はいよ…と出てきます。
ところで、 忙しくなる前にだったらオーダーできる ヤキメシ 。
今日はラッキーかなヤキメシ頼めそう。
「ヤキメシ できるぅ?」 と店の大将が言うと、
いつも寡黙な やせたおっちゃんは 静かに目を輝かせて、
ニコリともせず、 いつものあのテンションでヤキメシを焼きます。スイッチ入ります。
なんか その嬉しさというか 意気込みが滲み出てる感じがします。
うまいテールスープを ふんだんに使ってるんでしょう
ジューシーで パラリと コクのある しっかり味のヤキメシは あのおっちゃんの意気の入った逸品。
懐かしい感じがします。
昔、子供の頃 いつもお手伝いでヤキメシを焼いていたのを思い出します。
となりの寸胴では、
牛骨、鶏ガラ、たっくさんの野菜でスープをとっていました。
そんな時代もあったのです…
ごちそうさまでした。