建て直しから30年くらいでしょうか、
昨年は思い切って、
2階の畳みやふすまの張替えをし、
(はっきりいってえげつなかった、ですよ、、)
やはりスッとして毎日気持ちよいですが、
今年の春から、
ガスの配管からのガス漏れや、
今までもたまにお湯が出なくなっては、調整してもらってた
ガスのセントラルヒーティングの
「あのお、 もう、穴があいちゃってました、、」
事件など、
よく、こんなにもちましたねえ、
と云われる 消耗品アレコレが、
新しくなっていきました。
そして実は、
お出しをひく、 釜が永年のサビにより、
土台も割れ、ついにガシャンといってたのです。
これは、実は、
京都の伝統的な製菓用のもので、
回転しながら、 掻き交ぜる"腕"もついてたもので、
賑やかし頃にはこの大釜で、
大量の玉ねぎ、牛肉を炒め、
特製のカレーを創っていました。
中京区にある、この釜の会社、
堀九来堂さんは、
たまの電話でも直ぐにかけつけ、
応急処置や調整をして、
すごくその製品を大切に大切にしてくれます。
伝統と文化を陰の支える底力と安心感と誇りをいつも感じます。
今回も割れた部分をなんとかして、
使えるようにしてくださって、
なんとか凌げましたが、
ついに新調の時を迎えることができそうです。
菓子をつくるより、
ずっと塩分の多い環境ですが、
随分長持ちしました。
そして再生がまた、嬉しいです。
ありがとうございます。