2010年2月7日日曜日

雪の日


たまによこなぶりに吹雪いたり、パッと晴れたりな一日、
今季初のしっかりした雪が綺麗だなあと思いながら。

先日食べたお漬物が美味しかったと言われるお客様に、
まばらな来客にちょうどいいので、
「4人だからちょっと九九ですけどよろしければ」と、
そのお漬物やさんまでクルマでお送りすることに。

タクシードライバーってものの初期衝動ってこんな感じよね…

ってな楽しさで、
よこなぶり雪の中、お客様とショートドライブ。

年に2回の楽しみにしているリピーターさんだったことや、
特に好きなこんにゃくおばんざいへの想い、
実は絵を描いてらっしゃる作家さんだった事など、

どんどんお話くださり、
おばんざい屋さんとはまたちがった、
お客さんとの距離感を楽しまさせてもらっていました。

雪は昼までにあがるかなと思ってたんですけどね、
降り続きましたね。

閉店後、PCも切って
今年はないのかな、 とちょっと思っていた雪浴び温泉は、
意外な一期一会でした。


火照って湯船の縁に寝転び仰ぐ。
暮れて漆黒の天の闇から 顕れては去る雪の結晶は、
銀河の海をワープしているかの様です。

地の恵みと天の恵みを肌裸であじわいながら、

横では、自然にハマる人、ビジネスの話に忙しい人、
現れては消え、最後は冬空の音


いつも頭で考え続けている事や、 色んなものが溶け込んで行くようでした。