たまによこなぶりに吹雪いたり、パッと晴れたりな一日、
今季初のしっかりした雪が綺麗だなあと思いながら。 先日食べたお漬物が美味しかったと言われるお客様に、
まばらな来客にちょうどいいので、
「4人だからちょっと九九ですけどよろしければ」と、
そのお漬物やさんまでクルマでお送りすることに。
タクシードライバーってものの初期衝動ってこんな感じよね…
ってな楽しさで、
よこなぶり雪の中、お客様とショートドライブ。
年に2回の楽しみにしているリピーターさんだったことや、
特に好きなこんにゃくおばんざいへの想い、
実は絵を描いてらっしゃる作家さんだった事など、
どんどんお話くださり、
おばんざい屋さんとはまたちがった、
お客さんとの距離感を楽しまさせてもらっていました。
雪は昼までにあがるかなと思ってたんですけどね、
降り続きましたね。
閉店後、PCも切って
今年はないのかな、 とちょっと思っていた雪浴び温泉は、
意外な一期一会でした。
火照って湯船の縁に寝転び仰ぐ。
暮れて漆黒の天の闇から 顕れては去る雪の結晶は、
銀河の海をワープしているかの様です。
地の恵みと天の恵みを肌裸であじわいながら、
横では、自然にハマる人、ビジネスの話に忙しい人、
現れては消え、最後は冬空の音
いつも頭で考え続けている事や、 色んなものが溶け込んで行くようでした。