2011年7月25日月曜日

静かな音

誰もいない厨房で仕込みを始める、その時、

静かに並ぶステンレスの厨房機器や食器をスッと眺め、

よろしくお願いしまーす、と
挨拶をする。


みんなから、非常に豊かな交流を感じる。

音にならないような音というのか、

お互いの存在の静かなヨロコビのような、
とてもありがたいものだ。


日中はそれを忘れていることが多く、

よほど外からの様々な出来事に目を向けているのだろうな。

感情の起伏も多く、
それはごもっともな私的判断から来るのだけれど、

本当にそれが必要なのかどうか問いながら生活していると、

今 にもったいない 事が多い。


今もっと豊かに集中できることはありまっせと。

ほら、結果的にあなたの懸案もよくなりまっせと、
ふと同時にわからせてもらう事が多い。


厨房にたつことになったのは、
そんな瞑想?へのいざないだったのかも知れないなぁ。

なんて。