隙時間をついて電話で道聴きながら
京都宇治川にそって更に山奥。
慣れない場所に
へぇここ何処? でまた何で?
って自分でもそんな感じで出掛けたのですが、
クルマを走らせていると
実に深々と山の新緑に包まれ、
谷があって川が流れ 、
また藤の紫が、道に垂れてるし、
山肌にも光ってるしで、
ありゃあ、眼や身体の疲れに心地よく染みるやんこれ、
みたいにいい気分転換になってまいりました。不意に。
で、とある山奥に着きまして、
そこでは 主に建築素材の樹をでっかい釜で燻煙するということをしてました。
樹ってのはもともと真っ直ぐではなく、
いろんなカーブを描いて育ってる訳ですが、
それを真っ直ぐに切り落として素材として使わせてもらう場合、
もともとかかっていたその圧とか力とかクセによって、
また曲がってくる、そってくるんですね。
それを防ぐ為に今までのやり方いろいろだと、
細胞の水気を飛ばしたり、
酸化させてしまうらしいのですが、
その逆で還元するらしい、 …ちょっと説明ムツカシクテ忘れました、、
まぁ、燻煙することによって
そのクセのあった木材がリラックスし、
再度湾曲することも程度を抑えられるらしい。
燻す材料も、切ったり削ったりして出た木の端切れ。
そんな事をやってますというお話を伺いながら、
技術の方からも、
カタチを変えて生き続ける
木への思いが伝わってきましたね。
なるほど、キモチイイ〜くなってる木材で、
家を建てたり、また家具にしてみたり、
それは味わい深くていいですね。 共鳴。
木の細胞も活性化してるみたいですしね。
そんな事でその場は20分程で後にして、
窓全開でワインディングドライブ(クーラー故障)しながら
目指すは 最近行こうと思っていた宇治。
平等院のある あのお茶で有名な 宇治へ。
美味しい茶だんごを買いに、です。
たんまにスタッフのよしくんの
「母さん実は抹茶もの好き」発言を耳にしていたので
「そら、宇治の茶だんご、食べてもらわな…」と思って機会狙いを
ココロの引き出しに入れといたんですね。
そりゃもう、いろいろありますよ、茶だんご。
駅でも売ってるし、それぞりに美味しいですよ。
ただね、いつも宇治の親戚からもらうあの茶だんごの味、
宇治のあそこしか売ってないあれ、
これ。
をゲットしました。
ういろうも美味しそうでした。
茶の香餅という、いとこがお勧めしていたのも、
味見させてもらったら、
これは…美味いやん、、
是非とも冷蔵庫で冷して!
な味わいでした。
ちなみに宇治の親戚は、
宇治商店街にある、
家具のサワキさん。!
家具屋さんですが、
ふきんとか、雑貨とか、、
服とか、、
まぁキモチイイですやんこれ、的になんでもやってしまっている
変わったお店で有名です。
しかしアートギャッペ(絨毯)美しかったなぁ。
そんなこんなで隙時間に
あっそや、そういえばで、
目的あるようなないような道草を。
自然の深い呼吸と共に、
今思うと緑な日。