2010年4月27日火曜日

呼吸


例えば煮込み料理は、
一旦火を消して、
冷めて行くときに、
旨味が素材に戻るのを利用して、
一晩寝かせ、
翌日のが旨いといいます。


お出しでは、 鰹節が分単位で、
旨味を吸ったり出したりしているようです。

タイミングがパチッとあえば、
旨味がよく出て、綺麗に溶け込んだ味わいになります。
甘味を感じたりします。

そして、粒子の細かい水を使うと、
料理時間も全く変わります。

鰹節も、温泉気分で気持ち良く
溶け出していけばいいですね。

そして 古里のエキスである

塩 との出逢いは、

キャーっ!といわんばかりに慶んでる、
ような 気がしながら いつも仕込んでいます。
あの瞬間はとても気持ちがいい。

多すぎてはイケませんけどね。