一旦火を消して、
冷めて行くときに、
旨味が素材に戻るのを利用して、
一晩寝かせ、
翌日のが旨いといいます。
お出しでは、 鰹節が分単位で、
旨味を吸ったり出したりしているようです。
タイミングがパチッとあえば、
旨味がよく出て、綺麗に溶け込んだ味わいになります。
甘味を感じたりします。
そして、粒子の細かい水を使うと、
料理時間も全く変わります。
鰹節も、温泉気分で気持ち良く
溶け出していけばいいですね。
そして 古里のエキスである
塩 との出逢いは、
キャーっ!といわんばかりに慶んでる、
ような 気がしながら いつも仕込んでいます。
あの瞬間はとても気持ちがいい。
多すぎてはイケませんけどね。