と言って ちょっとまわりみち。
10数年前 毎日散歩してた
曼殊院の高台から
京都盆地の北分の夕景。
観光客も全然いないな。
まだまだと思っていたら、
曼殊院のもみじは
クルマをとめると
「今年は…
こんなんやなあ…
ちょっとあれやろ…
淡いっちゅうのかー …」
と ひとりヒマそうなタクシーの運ちゃんが
僕に語りを止めない。
観光のプロは 岡崎の桜も誉めつつ、
「もう来週は …
嵯峨野ちゃう?…」
と 嬉しそうに言いながらフェードアウト。
今、一期一会の
曼殊院の蕎麦屋のライトに照らされた紅葉と
こんにちわ。
京都人の ちょっと、、
は くせもの。