2011年2月2日水曜日

ご飯 ひとツブと



今朝、お客様のIさんからメールが入った。

Iさんは行動的な人で、
オーケストラの指揮や、
今はニューヨークフィルや、
様々なオーケストラチームのコンサートのコーディネイトをしていて、

たまにふらっと店に寄ってくれる。

何だったか私に声をかけて下さって以来、

本を教えてくれたり貸して下さったり、

「東京来たら連絡して」と、

2時間あいたその間にふと電話したら、
「今どこ?有楽町?20分で行くから!」

と、連れて行きたかったと、
銀座の美味い店や、伝統的な音楽文化を超早歩きでつれ回してくれた人だ。




『1月16日に、左腕を手術して、左肩から下を切断しました。
これは、左腕の黴菌が、身体・体幹部に侵入して、多臓器不全に成るのを、防ぐ為です。
バイキンが、侵入すると、命を脅かすコトになって、一日か二日で絶命する処でした。
幸い、2月7日に退院予定まで、こぎつけました。
病院のご飯は、所謂・病人食では無くて、美味しいです。
ご飯の一粒一ツブを食べるために、最後には、お茶漬けにして、残さない様にしてます。
もっと美味しいご飯を頂きに、だる満へ伺いたいと、思ってます。
ご免なさい。 I 』




正直ビックリしたし、
いろいろ思い、

また 頭が上がらず ですが、


ただ目の当たりにするかのように、
お米一粒の美味さ楽しみ、
その感触が伝わってきました。

その粋と。


どんな料理をしようと、
ガッツリご飯であろうと、
そのお米ヒトつぶの歓びや感謝、
忘れたらあかんと思いました。

今はお番茶で炊いた、節分豆のご飯。
香ばしく、お米の粒だちが美味しいご飯。

志和の岡本さんのご飯が美味しい!





今度 I さんが来たら、
先日しんちゃんからもらった、
くわいのご飯も炊きたいな。

ほろ苦くて、これがまた美味しい。