2015年6月21日日曜日

銭湯 旅カプセル

京都の下鴨に住んで10年ちょっと。 そこで寝てはいますが、

歩いて10分のその路地もその銭湯も初めてでした。 

サウナ の文字にひかれ、ある用事の帰りに「手ぶらなんですが」 

と覗くと タオルを貸して頂きました。

 
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ならびには、THE 昭和な定食屋さんがあったり時が止まったようなちょっと不思議な通りです。

入口の池には鯉。

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「鯉。すごいですね。」というと 番台ではなく女風呂側に立ってるおばちゃんは 

「数だけで、たいしたことないんですえ。」 

格子天井に綺麗さをなんとなく感じつつ、タイルの肌触りのいいお風呂に入ると貸し切り。

身体清めて 二つある円形の湯船に大になり 女風呂からの残響音をBGMに 鏡に映った我がデブ顔を

観察してると おじいちゃんが一人。

90歳位かなと、 思いながら一緒のサウナでお話してると 90歳。

いつものバス停前の歯医者さん、今は息子さんで次お孫さん おもしろ地元話もいろいろ銭湯サウナ。

息あがる僕は3回 おじいさん4回。 「お母さんは108歳でした 僕も元気 笑」とめっちゃ元気。


23歳の時の シベリア鉄道〜ウィーン〜ヨーロッパ横断してイギリスの旅の話も。

シベリア鉄道って、「ずーっと荒野の? 3日くらいですか?」

「いや70日間 ずっと一面の荒野、、」  の風景の話の時の なんともいえないフィーリング、

若い時の感性で 好きにさせてもらうのも いいよなあって 思いながら旅した一瞬でした。


気持ちよろしいなあ と言い合いながらのお風呂旅でした。

余談。