小さい頃はあの暗闇に映る大文字の炎からあがる煙を眺めながら
「あの煙に乗ってみんなのご先祖さんの御精霊(おっしょらい)さん帰っていかはるなあ」
と本家のおばちゃんから聴かされたものでした。
幼い頃に楽しんだ不思議な別れという余韻のひとつです。
懐かしい。
お盆のあいだは、なんとも ゆったりした空気をお客さんからもらいました。
家族連れからも、カップルからも。 不思議な安心感の中で
仕込んでは料理を出させてもらう幸福感を少し楽しんでました。
で、
京都岡崎にあるおいしいお蕎麦やおばんざいが人気の だる満 3代目店主のブログ。お店でのドタバタ接客話、交流や体験、厨房での料理話や裏話、プライベートでの食に関する出来事や遊び、日々、感じていることなどを綴っていきます。