近年 野菜などで 大変お世話になった方の 突然のお通夜でした。
表情が笑った顔に刻まれてしまっている印象で、自然でおおらかな女性の方でした。
特別に美味しい干し椎茸をもらった時は、びっくりする程いいだしが出来ました。
あの時はびっくりしてとっても興味がわきました。
3ヶ月位前に 少し痩せてらして、あれこれ考えながらお出汁を送りました。
つい最近、こうかな、と思ってだして送ったお出汁は もう病院にご家族が
ポットに入れて持って行って、それを飲んで下さった話も今日伺いました。
祭壇の前に立つと、故人の 実にさっぱりと爽やかな感じがしました。
自分の中の悲しみの感情を 優しく照らされる思いでした。
多くの人にかわいがられて、今ある事を改めて思いました。
その感情というものはとてもこの個人では受け止めきれない程のものです。
時間のなかでこその感情を味わっています。
それを恒久から見つめるまなざしがここにもあります。